メキシコのクリスマス期間は長い!!
全人口の約90%がカトリック教徒であるメキシコではクリスマスはとっても大切な伝統行事。メキシコ生活をしてみて、「日本のお正月のようなだな」と感じました。日本人にとっての新年ような、1年の中で一番大切といって良いくらいです。
・クリスマスツリー特集
・三賢者の日の伝統パン
を、前回・前々回に紹介し、「"クリスマス期間"は三賢者の日で終わる」と書きましたが、実はまだ続きがあるのです!
今回は補足的にクリスマス期間が終わり、さらに〆(締め)とある文化を紹介します!
目次:
メキシコのクリスマス期間とは?
冒頭でも書いたように約90%がカトリック教徒であるメキシコではクリスマス、キリスト誕生のお祝いはとっても大切です。
それゆえにクリスマスに関係するイベントが沢山あるのですが、その期間なんと3週間!!(毎日パーティってわけでなく、3週間の中に行事が色々あるということです。)
12月はずっとワクワクします☆
色々ありすぎて、メキシコ人の妻だっていうのに忘れちゃう!
ということで、備忘録も兼ねて箇条書きにします!
※私が体験したものだけを書きます。イベント漏れがあったらすみません。
☆Posada (ポサダ)
クリスマス前9日間の伝統行事!イエス・キリストの両親(マリアとホセ)が、キリスト出産のために場所探しの旅に出ていた期間。
クリスマスドリンク「Ponche (ポンチェ)」を飲んであたたまるのが有名。
☆Navidad (ナビダッド)
クリスマス☆メキシコではクリスマスに教会へ行きお祈りする。日本の正月のように、お家で家族とまったり過ごす、クリスマス料理をイブ・クリスマスに食べるのが定番。プレゼント交換は絶対!
☆Dia de los Reyes Magos
(ディア・デ・ロス・レジェス・マゴス)
翌年1月6日、「三賢者の日」。東方の三賢者がキリストを拝みに行き、誕生のお祝いで贈り物をした日。
伝統パン、Rosca de Reyes (ロスカ・デ・レジェス)を食べる。
この3つの行事から、クリスマス期間は12月16日~1月6日とされています!
…と、ここで終わりたいところですが、まだまだ大切な日があるんです。
まだまだあるよ、クリスマスイベント☆
12月16日~1月6日がクリスマス期間ではあるのですが、その期間前後にもあるのです。
☆Día de la Virgen de Guadalupe
(ディア・デ・ラ・ヴィルヘン・デ・グァダルペ)
12月12日、聖母グアダルーぺの日。
☆Día de la Candelaria
(ディア・デ・ラ・カンデラリア)
2月2日、タマレスを食べる日。1月6日「三賢者の日」に食べるメキシコ伝統パンで、キリストの人形が当たった人がタマレスを作って皆に振る舞うとされている。
キリスト誕生をお祝いする行事がこんなにもあるんですね!
結局、クリスマス期間てどれくらい?
クリスマス期間は12月16日~1月6日とは言われているものの、全部の行事から考えたら12月12日~2月2日じゃないの?って思いますよね。
特に12日は朝からイベントの音が聞こえてくるし、パレードもセントロ(ダウンタウン)でありますし、「これからお祝いだー!」的な感じがします。
結局のところ、メキシコ人はどう思っているの!??
そこで夫に聞いてみました。
クリスマス期間は「Guadalupe - Reyes」 と呼ばれているそうです。
「グァダルーペ」から「レジェス」。
12月12日「聖母グァダルーペ」と、1月6日「三賢者の日」をつなげているんですね!「○日から」とは言わずに行事名で言われているってところが何か良い…。
Eat so much, drink so much!
「いっぱい食べていっぱい飲む!」期間と皆思っているようです。
イベントだ!パーティだ!楽しむぞ!って感じなんでしょうね (^^) だから私も普通に楽しく過ごして良し!
最後に
毎年12月12日、クリスマスイブ・当日には教会へ参拝される方を多く見かけます。私も夫の家族と一緒に教会へ行き、一緒にお祈りをします。
(※今年はもちろん控えます)
カトリック教徒としてキリスト誕生をお祝い・お祈りをし、そして家族をあたたかく過ごす。日本のようにクリスマスイベントを楽しむ。
両方あるというのが、バランスが良くて私は好きです。
日本にいる方も、メキシコ在住の方も、あたたかくクリスマスを過ごしてくださいね。
メリークリスマス!
フェリス ナビダッド!