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スペイン語&「アモールとあや」イラスト

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【スペイン語勉強】初心者におすすめの本

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私はメキシコに移住したばかりの頃、スペイン語は独学でした。

日本から持って来た本をひとり読むだけでしたが、これが基礎の定着に繋がった気がしています。

 

とーっても怠け者な私でも勉強出来た!

ということは、、、

 

凄く良い本なのでは!?

 

ということで!

私が実際に使った本を紹介させていただきます(^^)

 

 

①一番読み込んだ本

基礎を把握するにはコレ!

ゼロからスタート スペイン語

ー文法編ー

こちらの本のサブタイトルが「だれにでもわかる文法と発音の基本ルール」

まさにスペイン語ビギナーに希望を与えるフレーズ!

 

この本を選んだ理由は、レイアウト情報量です。

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 本屋さんへ行くと様々な語学本が並んでおり、どれにしたら良いか迷いますよね。

私はサンプル本をパラパラとめくり、直感で読みやすい・心地良いと思うものを選んでいます。文字サイズ、行間、イラスト量、色彩など、デザイン面で落ち着くものが読書を続けられるポイントです。

 

小説とかで物語が楽しければデザイン性は二の次でも大丈夫と思いますが、勉強は面白さなんて無い!

ですので、せめて視覚でストレスを減らすべきです。

 

沢山の情報が入った分厚い本も魅力的なのですが、個人的にはスタートは完読出来ると思える本が良いと思います。

 

ゴールが見えた方が勉強も進むかと!

 

この本「ゼロからスタートスペイン語」は、文字のサイズが大きめで行間も広いので読みやすいです。そして基礎のスペイン語情報が必要最低限。「これだけポイントを押さえておけばOK」と思えるので、一冊を読み終えたら自信が付きます!

日常会話の基礎の基礎はこの本だけで話せるようになるのは?と思います。

 

 

「役立つ本」にするために

ただ、ゼロからスタート!と言いつつ、ド初心者には理解が大変なトピックスもあります。私は「え?なんでこの単語がココに来るの?」と些細なことが気になったりして進まないページもありました。

 

一度つまずくと離れてしまうのが私の悪いところ。

日本にいる間(メキシコ移住前)に完読できなかった理由はそれです。

 

しかし、メキシコに来てから、ひとりで読み終えました!

 

つまづいた箇所は一度飛ばして、新たな文法へ。とりあえず完読を目標にしました。一冊を読めたことにより、「勉強した!」という感覚になりそれが喜びになります。

 

完読した後に、改めて初めから読みます。

 

二度読みってことです。

 

この二度読みが私には効果的でした!

一度さら~っと知識を得たことにより、二度目の方が情報をすーっと受け入れることができ、復習になります。さらには、飛ばしていた箇所を改めて冷静に読み解くことが出来ました。

二度目にやっとこの本を理解することが出来たのです。

 

反復勉強って大切なんだと、今さら実感した瞬間でした!

 

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スペイン語上級者の本棚に、、

これは個人的なことなんですが、私の尊敬する先輩であり友人Yさんとの思い出。

Yさんにスペイン語を教えていただこうと自宅へ通った時期がありました。Yさんは日本人女性で、メキシコと南米で仕事をした経験のある上級者中の上級者!

 

彼女から主にスペイン語を話す練習をさせてもらっていたのですが、彼女の先にあった本棚をふと見たら沢山の本が。

その中の一冊が「ゼロからスタートスペイン語」でした。

 

私が持っている本と同じで嬉しい!

 

こんな上級者さんでも基礎を学ぶときがあったんだ…と感じました。あたりまえですけど、基礎勉強は誰もが通る道なんですよね。

同じ本というだけで、「私もYさんみたいになれるのかも」なんて単純思考が働きましたw

皆さんも上級になれるかも!☆

 

私は当初 -文法編- で勉強しましたが、 -会話編- もありました!

↓こちらも情報いっぱいで勉強しやすそうです!

 

②コツコツ暗記が苦手な人へ

「ながら聴き」が簡単!

キクタン スペイン語

【初級編】 

こちらの本のサブタイトルは「聞いて覚えるスペイン語単語帳」

そのタイトルの通り、読むだけでなく、付属のCDを使って耳で覚えられる語学本です。基本の1000単語レベルが入っています。

 

私は単語帳を見てひたすら暗記作業をすることが苦手です。暗記が苦手というわけでなく、その勉強作業が面倒くさい!

私のような、コツコツ暗記作業が面倒と思う人に向いている本です。

 

 

聞き流しの便利なポイント

聞いて覚える単語帳「キクタン」。この本を「勉強」と思わず「音楽」扱いにしました。

…私はね!!

地道に出来る方、努力家さんならそんな風に思わなくて良いんです。

でも私の場合は、暗記の時間とすると、「あぁ、あの面倒な作業をしなくては…」「時間を確保しなくては…」と「○○しなければならない」という強制的な感情が働き、やる前からうんざりしてしまうのです。

 

音楽と捉えて、掃除の合間に・料理の合間に付属のCDをかけることにしました。

CDは、ひたすら単語と基本活用が流れます。

これを「ながら作業」で聞きながら家事をすると、家事も勉強も同時に終わるので効率的な気分に☆

 

しっかり机上で暗記するよりは暗記ペースは落ちると感じました。でも、やりたくなーいと勉強を放棄するよりは、CDを聞き流すほうが遥かに単語の知識は増えます!

あと、CDのスペイン語は結構速いので「今なんと?」と聞き取れないことも。

私としては、遅いスペイン語(CD)をダラダラ聞いて実際(日常)のネイティブ会話の速さにビビるよりは、初めから速いスピードに慣れておく方が良いので、大丈夫でした。

 

メキシコ生活の日常において、「あれ?この単語CDで聞いたことがあるぞ?なんだっけ?」と振り返る機会も増えました。

なんとなーく頭の片隅に置かれただけでも良い効果だと思います!

 

思わぬ落とし穴

こんな落とし穴にはまる人はほとんどいないと思いますが、本離れの予防ということで正直に話します。

 

この「キクタン」を私は「音楽として捉え家事の合間に聞くようにした」と、先ほど申しました。

これを日本でやれば最高だったでしょう。私は、メキシコ移住後にキクタンを始めました。

これがまずかった!!

日本が良くてメキシコがダメ、という話ではありません。

 

メキシコ1~2年目は私は、言語・夫婦コミュニケーション・イライラ・孤独感でストレスがいっぱいでした。心が不安定なまま気づかぬふりをして日々を過ごしたのでしょうね、家事中に勝手に涙が溢れたこともありました。

トイレ掃除中に急に号泣です(笑)

 

そんな家事で泣いている時も流れていたのはキクタンCD。

 

皆さん、こんな経験ありませんか?

なつかしい曲を聞いて、当時の思い出がよみがえること。

例えば、安室ちゃんやあゆの歌を聞いて学生時代を思い出したり。私は、「バイト先のお店でよく流れていたなぁ。楽しかったなぁ。」と心がキュンとします。

 

そう、キクタンは私にとって音楽扱い。

 

この懐メロ症状と同じことが私に起きたのです!

 

メキシコの楽しい思い出が来てくれるなら良いんです。最高です!勉強がさらに捗ることでしょう!

しかし、私の場合はとっても辛かった時期に聞き流していたので、久しぶりにキクタンと聞くと、あの泣いた思い出やモヤモヤの気持ちがよみがえるのです!

 

今は穏やかに過ごしたいのでキクタンから離れました…。

 

皆さんもキクタンを何度も聴くときは、楽しい気持ちの時にどうぞ!

そうすれば効率も倍になるはずです☆

 

※ちなみに今日、ブログを執筆のためにキクタンを久しぶりに開きました。

必要な単語やフレーズがいっぱい。暗記再スタートしようかな、と思えてきました (^^)

 

まとめ

私が実際に使って良かったスペイン語本2冊を紹介しました。

基礎の理解には「ゼロからスタートスペイン語」、楽しく単語暗記には「キクタン」。

私の利点欠点を含めて書かせていただきましたので、皆さんにとって合うかを判断できるヒントの一つになれたら嬉しいです。

 

初めの一歩は大変ですが、読書で楽しみましょうね!