【スペイン語】形容詞「かわいい」「良い/悪い」
名詞と冠詞を前回の記事でご紹介しましたが、今回は形容詞です。形容詞は名詞を修飾する語です。
「かわいい犬」や「大きな家」など名詞に形容詞が付くことにより表現が広がります。
↓名詞についてはこちら!↓
では、早速見ていきましょう!
そもそも「形容詞」とは?
勉強する品詞が増えると混乱してしまう人もいると思います(私もです!) ので、少しおさらいします。
名詞とは:
物事のそのものの名称を表し、時間の経過に関係なく自立した語です。
「家」「人」「水」「富士山」「太陽」など。
冠詞とは:
名詞の前に置き、その名詞が特定できるか否かなどを説明する語です。
英語は「a pen」「the pen」など。
スペイン語は「un, unos, una, unas」「el, los, la, las」「lo」。
形容詞とは:
物事の性質や状態を修飾 (説明/表現) する語。
「かわいい」「良い」「面白い」など。
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形容詞の基本的な使い方
形容詞も性・数で変化
スペイン語のすべての名詞には性があり、「男性名詞」と「女性名詞」で区別されています。さらに単数か複数かでも変化させます。
=本 (男性・単数)
libros
=本 (男性・複数)
niña
=女の子 (女性・単数)
niñas
=女の子 (女性・複数)
名詞の前につく冠詞もその名詞の性と数に合わせます。
=本 (男性・単数)
unos libros
=本 (男性・複数)
una niña
=女の子 (女性・単数)
unas niñas
=女の子 (女性・複数)
形容詞も同じく、修飾する名詞の性・数に一致させます。
修飾する名詞が男性名詞なら形容詞の終わりは「-o」、女性名詞なら「-a」に変化させます。複数の場合は、その後に「-s」が付きます。
形容詞例:
bonito (ボニート)
=かわいい
=かわいい本
unos libros bonitos
=かわいい本たち
una niña bonita
=かわいい女の子
unas niñas bonitas
=かわいい女の子たち
(↑「かわいい本」は表現として変ですが…。比較を分かりやすくするためにbonitoだけで書いてみました!)
基本的には「-o」「-a」ですが、男女共通の単語もあります。
形容詞例:
interesante
(インテレサンテ) =面白い
=面白い本
unos libros interesantes
=面白い本たち
una niña interesante
=面白い女の子
unas niñas interesantes
=面白い女の子たち
冠詞+名詞+形容詞の順
英語では形容詞は名詞の前におきます、スペイン語では名詞の後に形容詞をおきます。
形容詞例:
barato
(バラト) =安い
(エル コチェ バラト)
=安い車
Las manzanas baratas
(ラス マンサナス バラタス)
=安いりんご
「良い/悪い」は形容詞+名詞の順
※男性・単数の名詞の前におく場合は「buen / mal」です。
(エル ブエン フィン デ セマナ)
=良い週末
¡Buena suerte!
(ブエナ スエルテ)
=幸運を!
un mal sueño
(ウン マル スエニョ)
=悪い夢
Una mala persona
(ウナ マラ ペルソナ)
=悪い人
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「これは○○○です」
(インテレサンテ) =面白い
(エスト エス ムイ インテレサンテ)
=これはとても面白いです。
(ミ ノビオ エス ムイ グアポ)
=私の彼氏はとてもハンサムです。
Mi novia es muy guapa.
(ミ ノビア エス ムイ グアパ)
=私の彼女はとても綺麗です。
形容詞を使った例文
形容詞を使った文章をいくつかご紹介します。
名詞と冠詞、そして形容詞を学んだ今、文章を作る・理解するのは難しい段階です。でも、少し文章に触れておくと、のちのちに文法学習を進めたときに「前に見たことある単語だ~」と馴染みやすくなると思います!
Tengo un coche rojo.
(テンゴ ウン コチェ ロホ)
=私は赤い車を持っています。
Mi coche es rojo.
(ミ コチェ エス ロホ)
=私の車は赤いです。
Hay unas casas bonitas en la calle.
(アイ ウナス カサス ボニータス エン ラ カジェ)
=その通りには、可愛い家があります。
Esta casa es muy bonita.
(エスタ カサ エス ムイ ボニータ)
=この家はとても可愛いです。
Estuve muy ocupado hoy.
(エストゥベ ムイ オクパド オイ)
=今日、私(男性)は とても忙しかったです。
Tu computadora es más grande que la mía.
(ラ コンプタドーラ エス マス グランデ ケ ラ ミア)
=君のパソコンは私のやつより大きいです。
最後に
形容詞をいくつか知っておくだけでも、表現力がぐんっと上がりますよね。
「かわいい!」や「めっちゃハンサム!」で何とかなっちゃうときもあるくらい!
今後の記事でも形容詞を使った文章が登場すると思います。
少しずつがんばりましょうね!
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(作成中です)
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【スペイン語】不定冠詞と定冠詞と無冠詞
前回のスペイン語記事では、スペイン語のすべての名詞には性別があり、さらに複数では「-s/es」が付くと解説しました。
それに続き、今回は名詞の前に付く冠詞についてです。
冠詞
冠詞とは、名詞の前につけ、名詞の性や数などを示す語のことです。
英語でいう「a, an, the」です。例文「I have a pen =私は1本のペンを持っています。」と、ペンが一般的なものか特別に指しているものなのかを表しています。英語学習者がよく先生に指摘される点でもありますよね、「a/theが抜けていますよ」と。
冠詞は日本人にとっては、付けるのを忘れがちな品詞のひとつなのです。
スペイン語の冠詞は不定冠詞「un, unos, una, unas」定冠詞「el, los, la, las」と、ちょっと多め。名詞の性の数に合わせて使い分けます。
(中性定冠詞「lo」は、名詞の前につく冠詞とは違う用途ですので、今回は省いておきます。)
不定冠詞 (un, unos, una, unas)
不定冠詞とは、名詞が不特定のものを示す場合に使います。名詞が示す物が一般的にたくさんあり、それが一つなのか複数あるかを表します。
日本語では「あるひとつの、いくつかの」という意味合いになります。
不定冠詞も後に紹介する定冠詞も、どちらも名詞の性・数に合わせます。
男性・単数 un
男性・複数 unos
女性・単数 una
女性・複数 unas
例文:
Compré un libro.
(コンプレ ウン リブロ)
=私は一冊の本を買いました。
Compré unos libros.
(コンプレ ウノス リブロス)
=私は数冊の本を買いました。
Hay una niña en el parque.
(アイ ウナ ニーニャ エン エル パルケ)
=公園に一人の女の子がいます。
Hay unas niñas un el parque.
(アイ ウナス ニーニャス エン エル パルケ)
=公園に何人かの女の子がいます。
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定冠詞 (el, los, la, las)
定冠詞とは名詞が特定の物、常識的に見て一つしかない場合に使います。
話題に出した物を再度指すときには、「その、それらの」という意味合いになります。
また常識的に一つしかないものとは、太陽や月、身体の部分などのことです。
不定冠詞同様に、名詞の性・数に合わせます。
男性・単数 el
男性・複数 los
女性・単数 la
女性・複数 las
el sol
(エル ソル) =太陽
la luna
(ラ ルナ) =月
例文:
El libro que me regalaste, es muy interesante.
(エル リブロ ケ メ レガラステ エス ムイ インテレサンテ)
=君が私にくれた (その) 本、とても面白いです。
Mis amigas están en la casa de Sakura.
(ミス アミ―ガス エスタン エン ラ カサ デ サクラ)
=私の女友達は、さくらちゃんの家にいます。
冠詞の例外
冠詞を女性→男性へ
冠詞は基本的に「名詞の性・数」と一致させるのですが、例外もあります。
名詞が女性・単数に対し、冠詞は男性・単数をつかう場合です。
例えば 「agua (アグア) =水」です。
aguaは女性・単数ですが、その冠詞は「la」ではなく、「el」を使います:
El agua
(エル アグア)
La agua にすると (ラ アグア) と発音し、何だか言いづらいですよね。El agua (エル アグア) の方が言いやすい!
ということで、あえて男性・単数の冠詞を使うようです。
定冠詞→不定冠詞へ
常識的に見て一つしかないものを示すときは定冠詞を使いますが、形容詞が付き、さらに強調させたい時には不定冠詞を使います。
例文:
¡Tienes unos ojos muy lindos!
(ティエネス ウノス オホス ムイ リンドス!)
=君の瞳はとっても綺麗だね!
不定冠詞・定冠詞の一覧表
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無冠詞
冠詞 (不定冠詞・定冠詞) が付かないものを無冠詞といいます。
加算か不可算数名詞か
冠詞を付けない場合のポイントして、可算名詞か不可算名詞かを判断します。
可算名詞とは、本やリンゴなど数えられる名詞のことです。
不可算名詞とは、抽象的概念や質の名前、液体・粉・ガスなど、そのものを数で数えられない名詞のことです。
説明がややこしい…。
水道から出ている水は切り分けられないし数えられませんよね。オリーブオイルも切り分けられない。そういったものを不可算数名詞といいます。
冠詞をつけない場合を紹介します。
Tengo dinero.
(テンゴ ディネロ)
=私はお金を持っています。
Yo hablo inglés.
(ジョ アブロ イングレス)
=私は英語を話します。
可算名詞はどちらもあり得る:
※可算名詞は冠詞・無冠詞どちらもあり得ますが、不定文や疑問文では無冠詞が多いです。
Me gusta manzana.
(メ グスタ マンサナ)
=私はリンゴが好きです。
No tengo coche.
(ノー テンゴ コチェ)
=私は車を持っていません。
¿Tienes coche?
(ティエネス コチェ?)
=君は車を持っている?
具体的な冠詞をつけない例
Soy estudiante.
(ソイ エストゥディアンテ)
=私は学生です。
Ella es Japonesa.
(エジャ エス ハポネサ)
=彼女は日本人です。
種類・手段・付属を示す前置詞 (en, conなど) の後:
Fuimos a Guanajuato en coche.
(フイモス ア グアナファト エン コチェ)
=私たちはグアナファトへ車で行きました。
Café con leche
(カフェ コン レチェ)
=ミルク入りコーヒー
「~として」の表現 (como+名詞):
Como diseñador, quiero crear buenas obras.
(コモ ディセニャドール、キエロ クレアール ブエナス オブラス )
=デザイナーとして、良い作品を作りたいです。
※「~として」でなく「~のような」で使われるcomoでは冠詞が必要です。
最後に
冠詞の不定冠詞と定冠詞はスペイン語を使っていくうちになんとなく理解していけるものだと思います。
しかし、個人的には無冠詞が難しいです。
スペイン語文章作成で冠詞をあえて付けなかったら「そこは、定冠詞だよ」とスペイン語先生に教えてもらったり。何度ミスしても「え?これは付けるの/付けなくていいの?」と混乱します。しかも可算名詞については「この場合は付けても付けなくてもOK」と言われたり。その、どちらでもOKがまた私を混乱させる!笑
名詞の性の暗記と同じく、知識は持っておいて、その上でルールでガチガチに固めるより、会話でコツを掴んでいくのが私には合っているかなと思います。
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【スペイン語】男性名詞・女性名詞と単数・複数
スペイン語の名詞には「性別」があり、日本語や英語話者にとっては馴染みがなく戸惑う方も多いと思います。
今回はその名詞の性、そして複数形について、覚えやすい単語と共に紹介いたします。
名詞の性 (男性名詞・女性名詞)
基本は「-o」と「-a」
スペイン語のすべての名詞には性があり、男性名詞(m.)と女性名詞(f.)に区別されています。
(「男=青、女=ピンク」と一般的に決めつけるのは好きではないですが、説明を分かりやすくするために色分けさせていただきます。)
基本的に単語の語末が「o」で終わる名詞は男性名詞、「a」で終わる名詞は女性名詞になります。
スペイン語学本「ゼロからスタート スペイン語」で書いてあった覚えるコツは、【Otoko(男)の「o」で男性名詞、Onna(女)の「a」で女性名詞】です。
「-o」や「-a」以外にも、「-l」「-e」「-n」の多くは男性名詞、「-ción」「-dad」「-tad」の多くは女性名詞です。
libro
(リブロ) =本
cuaderno
(クアデルノ) =ノート
niño
(ニーニョ)=男の子
árbol
(アルボル) =木
mesa
(メサ) =机
naranja
(ナランハ) =オレンジ
niña
(ニーニャ) =女の子
canción
(カンシオン) =歌
例外もあります。
例えば、foto (フォト)=写真。「-o」で終わるので男性名詞に見えますが、実際は「fotografía」で女性名詞です。
「día=日、 mapa=地図」は男性名詞、「foto=写真、mano=手」は女性名詞など例外はまだまだありますので、コツコツ覚えていきましょう!
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自然界の性別=名詞の性
人や動物など自然界において性別があるものについては、その性別が名詞の性に反映されます。
「-o」から「-a」に変えて性別を区別する場合や、国籍や職業を表す名詞に「-a」を加えて女性に変える場合もあります。
padre
(パドレ) =父親
homble
(オンブレ) =男
chico
(チコ) = 男の子
japonés
(ハポネス)= 日本人男性
madre
(マドレ) =母親
mujer
(ムヘール) =女
chica
(チカ) =女の子
japonesa
(ハポネサ) =日本人女性
(エストゥディアンテ)
=男子/女子学生
名詞の数 (単数形・複数形)
単数形は上記で紹介した単語そのまま、複数形は単語の最後に「s」を付けます。英語と同じなのでこれは分かりやすいかと思います!子音 ( l や s など) で終わる単語には「es」を付けます。
libro
(リブロ) =本
árbol
(アルボル) =木
mesa
(メサ) =机
japonés
(ハポネス)= 日本人男性
libros
(リブロス) =複数の本
árboles
(アルボレス) =木々
mesas
(メサス) =複数の机
japoneses
(ハポネセス)= 日本人たち※
※男性のみ、または男女が含まれる日本人たちは「japonéses (ハポネセス)」、日本人女性たちは「japonesas (ハポネサス)」になります。
最後に 日本人の氏名は難しい!?
基本的な名詞の性別のルール、「-o」と「-a」。
これをふまえて考えると、日本人の名前は海外の人にとって性別の区別が付きにくい傾向にあります。
例えば、Aya (あや) は語尾が「-a」なので女性だとわかりますが、Ayako (あやこ) やAyano (あやの) は「-o」なので、名前だけでの判断でしたら男性と思われたりします。
お仕事で実際に海外の人にお会いした際に、「君の名前を事前に知っていて、男性だと思っていたから、今日会ってびっくりしたよー!」と言われました。
ちょっとしたサプライズになり、そのおかげで会話が広がりました。笑
逆に私からしたら、海外の人のお名前は簡単で、Fernandoさんは男性、Fernandaさんは女性だと分かりやすいので助かります。とはいえ、そもそも名前が覚えづらいんですけどね。
膨大な名詞の性別を一つ一つ確認して覚えていく作業は辛いもので、私もいまだに間違えてしまうことがあります。
共にコツコツ覚えていきましょうね!
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【スペイン語】アクセント 3つの基本的ルール
スペイン語のアクセントでイメージするものは「Japón」「Música」のようにアルファベットの上に点が付いているものだと思います。
なぜ付いているのか?、付いているものと付いていないものの違いは?と疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アクセントには基本的なルールがあり、理解しておくと読み書きにとっても役立ちますので、ご紹介します!
音節について
「音節」とは、母音(a,e,i,o,u)のみ、または母音と子音(母音以外のアルファベット) の組み合わせのことをいい、音節を繋げたものが単語になります。
Casa→Ca-sa
(カ-サ)
=家
音節はcaとsaで区切られます。
Amigo→ A-mi-go
(ア-ミ-ゴ)
=友達
音節はAとmiとgoで区切られます。
アクセントとは
アクセント(強勢)とは、単語を構成している音節たちの中で強く発音される部分のことを指します。
音節は母音のみまたは母音+子音の組み合あわせで、音節の中にある母音を強く発音します。
同じスペルでもアクセントの付ける場所の違いで意味が違う単語もありますので、アクセントは大切なのです。
例:
esta→ es-ta
(エス-タ)
=「この」
está→ es-tá
(エス-タ)
=「ある、いる、です」
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アクセントの基本的ルール
アクセントのルールは3つ!
ルール①と②の例外が③(アクセント符号をつける)になるので、①と②を覚えておけば大丈夫です。
アクセントのルール①
→最後から2番目の音節にアクセント
例:
Bebida→ Be-bi-da
(ベ-ビ-ダ)
=ドリンク
Joven→ Jo-ven
(ホ-ベン)
=若い
Gracias→ Gra-cias
(グラシアス)
=ありがとう
※Grは二重子音、iaは二重母音で、なめらかに発音します。
アクセントのルール②
→最後の音節にアクセント
=あなた
(パ-ペル)
=紙
Ciudad→ Ciu-dad
(シウ-ダッド)
=都市
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アクセントのルール③
(=ルール①と②に当てはまらない単語)
→アクセント符号がある音節にアクセント
アクセント符号 ( ' ) はスペイン語でTilde (ティルデ) と言います。強調して発音する母音の上に付けます。
例:
Está→ Es-tá
(エス-タ)
=「ある、いる、です」
estaの三人称単数
Japón→ Ja-pón
(ハ-ポン)
=日本
Música→ Mú-si-ca
(ム-シ-カ)
=音楽
ちなみに、もしアクセント符号がなかったら…
Esta:
最後が母音aなのでルール①、Es-taになってしまう。
Japon:
最後が子音nなのでルール①、Ja-ponになってしまう。
Musica:
最後が母音aなのでルール①、Mu-si-caになってしまう。
単語の発音の仕方が変わってしまうので、アクセント符号はとっても大切!
最後に
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【スペイン語】母音・子音と音節について
前回ご紹介したスペイン語アルファベットを組み合わせて音節となり、音節が繋がり単語になります。
今回は、音節について説明します。
母音と子音とは
音節とは、母音のみ、または母音と子音を組み合わせたもののことです。
まずは、母音と子音について解説します。
母音
母音とは、「A(ア)、E(エ)、I(イ)、O(オ)、U(ウ)」、日本の「あいうえお」です。
開母音= a, e, o
それぞれの母音をはっきり発音します。
閉母音= i, u
他の母音と結びつくと、「二重母音」「三重母音」となり、弱く発音します。
例:
Europa (エゥロパ)
=ヨーロッパ
Estadio (エスタディオ)
=スタジアム
Paraguay (パラグアィ)
=パラグアイ
※語末の「イ」は「i→y」になります。
子音
アルファベットの母音 (そして語末のY) 以外が子音です。
母音は独立してはっきり発音する音に対し、子音は弱くなめらかに発音する音です。
b, c, d, f, g, p, t に l, rを結びつけたものを「二重子音」といい12種類あります。
二つの子音をなめらかに繋げて発音します。
例:
Blanco (ブランコ)
=白
Tigre (ティグレ)
=虎
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音節とは
上記と重複しますが、母音のみ、または母音と子音を組み合わせたものを音節といいます。
必ず母音が1つ入り、「子音で始まり、母音で終わる」ことが多いです。
例:
Bebida (ベビダ) =ドリンク
Be-bi-da (ベ-ビ-ダ)の3つの音節から成り立っています。
その限りではないですが、基本的な音節のルールを紹介いたします。
母音と母音
母音が並んだ場合、音節を区切ります。
例:
Día→ Dí-a
(ディ-ア)
=日
子音+母音
母音と母音の間に子音がある場合、その子音の前で区切ります。
「子音で始まり母音で終わる」音節です。
例:
Música→ Mú-si-ca
(ム-シ-カ)
=音楽
Reloj→ Re-loj
(レ-ロフ)
=時計
※子音のみでは音節にならないため、「loj」で1つの音節となります。
jは喉から発する「フ」で「Fu」ではないです。
Italia→ I-ta-lia
(イ-タ-リア)
=イタリア
※初めの「I」は母音のため独立した1つの音節、語末の「lia」は子音+二重母音です。
二重子音は区切らない
二重子音は区切らず、二重子音+母音で一つの音節となります。
二重子音:
例:
Blusa→ Blu-sa
(ブル-サ)
=ブラウス
Drama→ Dra-ma
(ドラ-マ)
=ドラマ
母音+子音の場合もあり
母音の後に子音がくる音節もあります。
母音+子音:
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母音+子音、子音+母音
母音と母音の間に子音が2つ並んでいる場合、2つの子音の間で区切ります。
例:
Español → es-pa-ñol
(エス-パ-ニョル)
=スペイン語
※語末の子音「l」のみでは音節にならないため「ñol」で1つの音節となります。
注意:
África → Á-fri-ca
(ア-フリ-カ)
=アフリカ
※「fr」は二重子音のため区切りません。
母音+子音+子音、子音+母音
母音と母音の間に子音が3つ並んでいる場合、2つ目の子音の後で区切ります。
例:
constante=cons-tan-te
(コンス-タン-テ)
= 絶え間ない
最後に。私はどう覚えたか
ここまで、音節の基本的ルールについて紹介いたしましたが、他にも細かいルールがあります。三重母音とかllとかrrなどです。
ここから私のゆるい感想ですが…
ぶっちゃけ覚えられなくない?
いちいち単語で子母、母子子-子母…なんて判断してられない!
本末転倒で申し訳ないですが、めんどくさがりさんは多いはずです。
スペイン語勉強が苦手な私が、どう音節を覚えたか。
それは、
発音して感覚掴む!です。
① 基本的なルールを本でざっと読む。
「子音+母音の音節が基本」とだけ把握しました。
↓
②一応、練習問題で音節の区切りを勉強。
私にとっては、ルールを覚えるというより、区切りがあるという感覚を掴む練習でした。
↓
③アクセントの勉強で音節がついてくる。
発音練習でもれなく音節の区切り練習が出来ます。
↓
④会話で繰り返し単語を使う。
自然に音節とアクセントの感覚を掴めるようになってきました。
このような流れで、結局スペイン語を繰り返し発することが大切だなと思いました!
例えば単語「Bebida」で「母音と母音の間に…」と考えるより、口で発した方が音節がいくつあるか分かります。
「全部覚えられない…」とここでモチベーションを下げるより、なんとなーく把握しておきアクセントや、文法を勉強していくことがおすすめです!
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【スペイン語】アルファベットの読み方・伝え方
英語学習で覚えた「ABC」から始まり「XYZ」で終わる26文字のアルファベット。
スペイン語にもアルファベットがあります。
英語のアルファベットと並びがほぼ同じですが、読み方が違います。
スペイン語会話ではその読み方を使う事は少ないですが、覚えておくと便利な時もありますので、ご紹介します!
スペイン語「アルファベット」
「アルファベット」はスペイン語で何と言う?
「アルファベット」、英語では「Alphabet」と言いますが、
スペイン語では、
「Alfabeto (アルファベト)」
または
「Abecedario (アベセダリオ)」
と言います。
私はスペイン語クラスでAlfabetoの方をよく使っていました。スペイン語学本ではAbecedarioと紹介されていることが多いです。
中南米ではAbecedarioの方が多く使われていると聞いたことがあったのですが、メキシコ人に聞きましたら、「どちらも同じくらい使われている」とのことでした!
スペイン語アルファベットは27文字
英語のアルファベットは「ABCDEFG HIJKLMN OPQRSTU VWXYZ」の26文字です。
スペイン語はそれらに「Ñ」を加えた27文字になります。
スペイン語アルファベット一覧
LとRについて
LもRもカタカナで書くとどちらも「エレ」ですが、実際にスペイン語で発音する時は、Lは舌を巻かないエレ(ele)、Rは巻き舌のエレ(erre)です。
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アルファベット読みの使い方
スペイン語アルファベット、一語一語の発音は「ア、ベ、セ、デ…」と言いますが、アルファベットを組み合わせて単語にした時は、ほぼカタカナ読みになるので日本人にとっては読みやすい言いやすい!
例:
mesa (メサ)
=デスク
libro (リブロ)
=本
「じゃぁ、アルファベットの読み方は覚えなくてOKでは!?」と思われるかもしれませんが、覚えておくとやっぱり便利。
私が実際に必要だった/便利だと思ったケースを紹介します。
①名前やメアドを教える場合
お店など何かのサービスで名前やメールアドレスを聞かれる時があります。
その時に一語一語言う時には、やはりアルファベット読みが使われます。
私の名前「Aya」を口頭で伝える場合:
「アヤ」と伝えて、一度で理解してもらえること、稀です。
「アヤ」は名前としてでなく、別のスペイン語単語「Alla (アジャ)」に変換されてしまうようで、「え?名前がAlla?」と混乱されるメキシコ人が多いです。
そんな時は、アルファベットで説明します。
このように言うとすぐに理解してもらえます。
②LかRかを伝える場合
「Aya」でしたら、「ア、イグリエガ、ア」で簡単ですが、アルファベットで伝えてもわかりづらいものがあります。
それがRとLです。
L (エレ, ele)
R (エレ, erre)
カタカナではどちらも「エレ」!特に日本人は難しいですよね!
そんな時は「de」を使って補足します。
deとは英語でいうof、「~の~」という意味です。
「L de 〇〇〇」と使い、〇〇〇にはRから始まる簡単な単語を入れます。
"L de Libro."
(エレ デ リブロ)
=本のL。
"R de Ropa."
(エレ デ ロパ)
=服のR。
「Aya」もdeを使って伝えることも出来ます:
Aya,
A de Angel (ア de アンヘル)
Y (イグリエガ)
A de Angel (ア de アンヘル)
「Y」はわざわざdeを使わず「イグリエガ」で伝えた方が早いです。
Angel (アンヘル)は天使という意味です。
自分の名前のアルファベットだけでもどう伝えるか事前に知っておくと、いざという時に便利です!
最後に
スペイン語のアルファベットは「Ñ (エニェ)」が入り、難しそうに見えますが他は英語と並びが同じなので覚えやすいです。
ただ、発音は全く違うので覚えるしかありません。
偉そうに言っていますが、私はいまだに英語と混じってしまいます。笑
まずは、自分の名前やメアドをどう説明するかだけでも覚えておくと良いですよ!
英語でもBとDでわかりにくい時に「BookのB」「DayのB」と言ったりしますよね。
私は「A de Angel」「天使のA」が可愛らしくて気に入っています。結局「ア」で通じてしまうのでそんなに使っていないんですけどね!
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【お知らせ】スペイン語勉強、共有します。
いつもAyanorosa Blogをご覧になってくださりありがとうございます。
これまで本ブログではフリーイラストやイラストエッセイ「アモールとあや」やフリーイラストをメインに投稿してまいりました。
フリーイラストについては、個人的に描きたかった各国のイラストを投稿し終えました。
イラストエッセイは、最近更新が止まっており申し訳ございません。しかし、マイペースながら更新は続ける予定です。
今後は、イラストエッセイの更新に加え、スペイン語学についても投稿していきます!
以前に投稿したスペイン語記事が少しだけ残っているのですが、今もなおご覧になっていただいており、「私の読者様でスペイン語に興味のある方は多いのでは?」という気づきから記事を書いてみることにしました。
文法を中心に私が学んだことを共有していきたいと思います!
ちなみに、私のスペイン語レベルですが、日常会話レベルです。
今年になってやっと接続法を少しずつ学んでいるところです。
日常会話といってもコロンビア人と壮大にケンカしたことも、メキシコ人の恋愛相談に乗ったこともありますからね…なかなかの強者ですよ。笑
メキシコ人の夫という強い味方がおりますので、確認を取りながら記事を書いていきます!ネイティブが近くにいるってありがたい!
文法の流れは、私が独学勉強時代にお世話になった本、「ゼロからスタート スペイン語」を参考に進めます。
※記事内容は同じではありません。
半年くらいでストックためれたら良いな…という目標で進めてまいります!
これからよろしくお願いいたします。
【フリー素材】カナダイラスト | メープルリーフ・スチームクロックなど
カナダのイラスト集です。
メープルリーフ、スチームクロック、カナディアン動物などを描きました。
※規定に沿ったご利用をお願いいたします。
カナダイラスト
カナダ国旗・国土
カナダ観光地
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カナダ名物
動物
アイスホーケー
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ふきだし
オリジナルイラストについて
PNGデータです。
背景は透明になりますので、Web上でお好きな背景の上に重ねてお楽しみいただけます。
ブログや動画などの挿絵としてご利用ください。
ご利用の際、「引用元:ALUAYA.com」をご記載いただけましたら幸いです!
※規定に沿ったご利用をお願いいたします。
作者コメント
本ブログにちょこちょこ投稿してまいりました、「フリーイラスト 海外シリーズ」。
メキシコから始まり、日本、ヨーロッパ、韓国、アフリカ、アメリカと続き、今回はカナダを描きました。
カナダは、私にとって想い入れの深い国です。
今はメキシコ在住ですが、それでも「カナダは第二のふるさと!」と思っているくらいです。
1番が日本、2番が人生の大転機となったカナダ! カナダ滞在1年間、メキシコ移住7年なのに。笑
それくらい大好きなのです。
そのため、イラスト制作も気持ちが入ります。他国のイラスト制作も楽しかったですが、カナダ編は自然と笑顔になってしまいます。
描きながら思い出巡りで幸せでした。
白×赤ベースの色合いも可愛い。メープルの形も可愛い。季節も好き。全部好き!
このカナダ編をもちまして、「フリーイラスト海外シリーズ」は一旦完結です。
(でも、いつか、また増やすかもしれません!)
これまでご利用くださった方、私のイラストを選んでくださりありがとうございます。新規の方、イラストをお楽しみいただけましたら嬉しいです。
これからも、よろしくお願いいたします!
【フリー素材】アメリカ合衆国 USA イラスト | 自由の女神・ハリウッドなど
アメリカ (USA) のイラスト集です。
自由の女神、ハリウッド、ハンバーガーセットなどを描きました。
※規定に沿ったご利用をお願いいたします。
アメリカイラスト
アメリカ国旗・国土
ハリウッド・フィルム
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自由の女神
アメフト
ハンバーガー・コーラ
ふきだし
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オリジナルイラストについて
PNGデータです。
背景は透明になりますので、Web上でお好きな背景の上に重ねてお楽しみいただけます。
ブログや動画などの挿絵としてご利用ください。
ご利用の際、「引用元:ALUAYA.com」をご記載いただけましたら幸いです!
※規定に沿ったご利用をお願いいたします。
作者コメント
アメリカ合衆国のイラスト、何を描こうか迷いつつ自分に馴染みのあるものを選んだのですが、気が付けば夫の好み多めになりました。
夫はアメフトの大ファンで、毎年アメフトシーズンになると1試合も欠かさずチェックします。
日本ではそれほど有名なスポーツではないかもしれませんが、アメフトはアメリカのみならずメキシコでも大人気です。
そして夫は映画好き、ハンバーガーも好き。
まさかイラストにまで夫が影響してくるとは。笑
アメリカのイラストってPOPで可愛いですよね!
いつか80年代90年代風のレトロなイラストも描きたいと思いました。絶対可愛い!
Amor and Aya#076 メキシコへ | I leave for Mexico!
【アモールとあや Amor and Aya】
076 メキシコへ -I leave for Mexico!
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漫画リンク Menga's Link
★Next (第77話)!
【メキシコ結婚編】スタート!
Coming soon!
★Previous (第75話)!
あとがき Afterword in Jpn
日本で仕事で出会ってから約半年で婚約し、その後メキシコ-日本で遠距離婚約中でした。約7か月間の遠距離恋愛の中で、メキシコ移住を決めて入籍準備、退社手続きをしました。
遠恋ってもっとロマンティックで愛しさと切なさいっぱいだと思うんです。
昔々の恋愛がそうでしたから。
しかし、アルさんとの婚約遠恋はすっごくスムーズに進みました。
ケンカもありましたが、お互いに浮気することなく (笑) 、目的に向かって進むことが出来た気がします。毎日連絡もあきることなく取り合ってね。
婚約の安心感? 年齢? 相性?とにかく、「遠恋って距離で負けるわけではないんだ、ご縁があればすごく上手く事が運ぶんだ!」と実感した期間でした。
メキシコで転職などで大変な中、毎日連絡をくれて私のメキシコ行きを待ってくれたアルさんには感謝です。
こうして遠距離婚約を終え、私はひとりでメキシコへ飛び立ったのでした。
人生初メキシコで入籍です!!
「出会い編」から「遠距離恋愛編」までご愛読いただき、本当にありがとうございました。
次回からは「メキシコ結婚編」!
メキシコでも面白いことが起きましたよ。
引き続きご覧いただけましたら嬉しいです。よろしくお願いいたします!